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Operations Manager 2007 R2 Connectors の新機能

このリリースの既知の問題

コネクタ サービスの検出頻度が低い

Operations Manager Interop Connectors の以前のすべてのバージョンがアンインストールする必要がある

Interop Connector のインストールで、英語版の Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージが必要

クラスタ化されたサーバーにインストールされている場合、コネクタ サービスのインストールにデータベース インスタンスが含まれている必要がある

場合によっては、SQL Server データベース権限を構成して、Connector Configuration UI のアクセスを有効にする必要がある

Connectors Installer の修復機能が無効になっている

製品コネクタ配信登録を構成するときに、解決済みアラートをクリアする必要がある

リモート システム サーバー名が検証されない

UNIX ベースのシステムで無効なロケールが指定されると、"無効なログイン" メッセージが表示される

このリリースでは、英語以外のアラートをサポートしていない

Tivoli Enterprise Console (TEC) アラートが、最大フィールド サイズを超えることがある

Windows 上の TEC 用に TEC ポートを 5529 に変更する

"不明なエラー" によってコネクタ サービスが停止される

インストールで、構成警告メッセージを生成されることがある

Windows Server 2008 へのインストールには、管理者アカウントが必要

ベスト プラクティス

Connector Service とプロバイダーを同じサーバーにインストールしない

管理されていないサーバー上の Connector Service

高可用性および EMS 通信をセットアップする前に、証明書の検証を認証する

英語のオペレーティング システムに Operations Manager 2007 R2 Connectors をインストールする

コネクタ サービスのインストール後、システムを再起動する

<EMS> Provider 名に FQDN を使用しない

Connector サービスのセットアップに正しいアカウントを使用する

同じサーバーに複数のプロバイダーをインストールしない

英語以外の言語のデータを Remedy ARS に送信するには、その言語の Remedy User ツールをインストールする

Remedy で opsmgr アカウントを使用する

インストール中に正しいポートを設定する

Operations Manager 2007 R2 Connector for IBM Tivoli Enterprise Console を使って、Windows ベースの TEC サーバーに統合する

Interop Core のシステム要件

IBM AIX 5L 5.3

HP-UX 11i v2 IA 64

HP-UX 11i v2 PA-RISC

HP-UX 11i v3 PA-RISC

HP-UX 11i v3 IA64

Red Hat Enterprise Linux Server release 5.1 (Tikanga)

Solaris 10 SPARC

SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1 (i586)

最終更新日:2009/7/24

これらのリリース ノートは、Microsoft System Center Operations Manager 2007 R2 Connectors のためのものです。Operations Manager 2007 R2 Connectors をインストールまたはアップグレードする前に、これらのリリース ノートをよくお読みください。

Operations Manager 2007 R2 Connectors の新機能

Operations Manager 2007 R2 Connectors のこのリリースには、次の新機能と変更が含まれます。

  • サポートされているすべてのコネクタのコンポーネントのインストールは、1 つの Windows インストール ファイルにまとめられています。また、Windows ベースのリモート システム用の Interop Provider も、1 つの Windows インストール ファイルにまとめられています。

  • このリリースでは、展開して、Windows ベースのオペレーティング システムまたは UNIX ベースのシステム上でホストされている、ほとんどのサードパーティー製アプリケーションに Operations Manager 2007 R2 を接続することができる新しい Universal Connector をサポートしています。

  • 次の追加コネクタがサポートされています。

    • Connector for the BMC Remedy Action Request System (ARS)

    • Connector for the HP Operations Manager (formerly HP OpenView Operations)

    • Connector for the IBM Tivoli Enterprise Console

  • このリリースでは、コネクタ環境での Operations Manager 2007 R2 Connectors の高可用性のインストールをサポートしています。

    重要
    • コネクタを高可用性に構成する場合、次の手順に従ってください。
      1. セカンダリ コネクタ サービスのインストールで、[コネクタ サービス ログインと高可用性の構成] インストール ウィザード ページの [高可用性] を選択します。

      2. すべてのコネクタの高可用性のインストールで、同じ SCInterop データベースおよびデータベース サーバーを使用します。

      3. コネクタ サービスをインストールし、1 つの Operations Manager 2007 R2 管理グループ内に Configuration UI コンポーネントのインストールが少なくとも 1 つあることを確認します。

    高可用性機能の詳細については、『Operations Manager 2007 R2 Connectors Deployment Guide (Operations Manager 2007 R2 Connectors 展開ガイド)』を参照してください。

  • [<EMS> Connector 構成] ダイアログ ボックスへのアクセスは、[管理] ウィンドウに移動しました。[<EMS> Connector 構成] ダイアログ ボックスの詳細については、『Operations Manager 2007 R2 Connectors Deployment Guide (Operations Manager 2007 R2 Connectors 展開ガイド)』を参照してください。

  • 製品コネクタ配信登録ウィザードへのアクセスは、[管理] ウィンドウのままですが、[内部コネクタ] ウィンドウにあるコネクタを使ってウィザードを起動する必要があります。製品コネクタ配信登録ウィザードの詳細については、『Operations Manager 2007 R2 Connectors Deployment Guide (Operations Manager 2007 R2 Connectors 展開ガイド)』を参照してください。

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このリリースの既知の問題

コネクタ サービスの検出頻度が低い

コネクタ サービスの管理パックが変更され、Connector Service の検出プロセスは 4 時間に 1 回発生するようになりました。Connector Service オブジェクトの検出が完了するまで、Connector Service に関するすべてのエラーは Operations Manager に報告されません。次に予定されている検出まで、高可用性をインストールする追加コネクタ サービスは監視されません。

対処方法: 検出をすぐに実行する必要がある場合、Connector Service を実行しているコンピュータで Health Service を停止してから再開します。たとえば、場合によっては、高可用性のために追加のコネクタ サービスをインストールしてから、検出プロセスを実行する必要があります。

Operations Manager Interop Connectors の以前のすべてのバージョンがアンインストールする必要がある

コネクタ インストールの前提条件のチェック機能で以前のバージョンを検出すると、エラーが発生します。

対処方法: Windows の [アンインストール] プログラムまたは [プログラムの追加と削除] 機能を使って、Operations Manager Interop Connectors の以前のバージョンをすべてアンインストールします。以前のバージョンがアンインストールされない場合、コネクタをインストールする予定の管理グループから、Microsoft Interop Connectors の以前のバージョンとコンポーネントをすべてアンインストールします。また、Interop Provider をインストールする予定のリモート システムから、Interop Provider と Interop Core のコンポーネントをアンインストールします。

Interop Connector のインストールで、英語版の Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージが必要

Operations Manager 2007 R2 または Interop Provider をホストするすべての Windows ベースのサーバーでコンポーネントを正しくインストールおよび構成するためには、英語版の Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージがインストールされている必要があります。

対処方法: お使いのサーバー タイプに適した Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ (英語版) のダウンロードについては、Microsoft ダウンロード センター (http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=117778) を参照してください。

Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージの英語版と他の言語版は、同じコンピュータにインストールできます。

クラスタ化されたサーバーにインストールされている場合、コネクタ サービスのインストールにデータベース インスタンスが含まれている必要がある

SQL Server を実行しているクラスタ化されたサーバーに、コネクタ サービス データベースで使用される SQL Server データベース インスタンスがインストールされている場合、データベース インスタンスを指定する必要があります。クラスタ化されていないサーバーの場合、コネクタ サービス インストール ウィザードの [コネクタ構成データベース] ページで [SQL Server データベース インスタンス] フィールドの選択はオプションです。

対処方法: クラスタ化されたサーバーにコネクタをインストールする場合、[コネクタ構成データベース] ページの [SQL Server データベース インスタンス] テキスト ボックスに、使用するデータベース インスタンスの名前を入力します。[SQL データベース名] は、既定の SCInterop のままで構いません。

場合によっては、SQL Server データベース権限を構成して、Connector Configuration UI のアクセスを有効にする必要がある

Operations Manager 2007 R2 の [管理] ウィンドウへのアクセス権限があるユーザー アカウントでは、権限が不十分なために、SCInterop データベースのストアド プロシージャを読み取ったり、実行することができない場合があります。権限が足りないと、そのようなユーザー アカウントは、[管理] ウィンドウの [Connectors Configuration UI] へのアクセスが拒否されます。

対処方法: Operations Manager 2007 R2 の管理に使われるユーザー アカウントには、SCInterop データベースの SQL DBO 権限も必要です。通常、SQL Server Management Studio を使ってユーザー アカウントに権限を与えます。

Connectors Installer の修復機能が無効になっている

コネクタがインストールされていて、Connector の set-up .msi ファイルにクリック操作でアクセスしたり、Windows の [プログラムの追加と削除] 機能を使ってアクセスすると、[変更、修復、または削除] インストール ページが表示されます。コネクタ インストールの修復機能は無効になっています。.msi ファイルを右クリックすると、[修復] 選択が表示されます。[修復] 選択をクリックすると、エラー メッセージが表示されて機能が失敗します。

対処方法: 特定のコネクタを修復するには、コネクタをアンインストールしてから再インストールします。Connectors のインストールに関する完全な情報については、『Operations Manager 2007 R2 Connectors Deployment Guide (Operations Manager 2007 R2 Connectors 展開ガイド)』を参照してください。

製品コネクタ配信登録を構成するときに、解決済みアラートをクリアする必要がある

製品コネクタ配信登録ウィザードを使って配信登録を構成する場合、[終了済み] アラートの転送を選択しないようにお勧めします。終了済みアラートを転送すると、予想外の量のアラートが転送される場合があります。製品コネクタ配信登録ウィザードの [条件] ページで、既定で [終了済み] チェック ボックスがオンになっていることがありますので、[終了済み] チェック ボックスをクリアするようにしてください。

リモート システム サーバー名が検証されない

インストール時に Operations Manager 2007 R2 Connectors を構成する場合、[<EMS> Connector 構成用 OpsMgr Connector] ダイアログ ボックスが表示されます。[<EMS> サーバー名] フィールドを使って、リモート システムのプライマリ サーバーの名前を入力します。ただし、このサーバー名は検証されません。転送操作が失敗しないようにするために、リモート システム サーバーの有効な名前を入力してください。

UNIX ベースのシステムで無効なロケールが指定されると、"無効なログイン" メッセージが表示される

UNIX ベースのシステムで HP Operations Manager に System Center Operations Manager 2007 R2 Connector を実行する場合、HP Operations Manager が実行しているのと同じロケールで、Interop Provider (scxcimd) とデーモン (scinteropd) を起動する必要があります。ロケールが同じでない場合、Provider および scinteropd は、HP Operations Manager に接続できず、ログ ファイルに "無効なログイン" が記録されます。

対処方法: UNIX ベースのシステムで HP Operations Manager 用の System Center Operations Manager 2007 R2 Connector を実行する場合、HP Operations Manager が実行しているのと同じロケールで、Interop Provider (scxcimd) と scinteropd デーモンを起動する必要があります。ロケールが同じでない場合、Provider およびデーモンは、HP Operations Manager コネクタに接続できず、scx ログ ファイルに "無効なログイン" メッセージが記録されます。

たとえば、HP Operations Manager コネクタが “ja_JP.SJIS” に設定されたロケールで起動し、scxcimd デーモン (Interop Provider) が “C” に設定されたロケールで起動した場合、System Center Operations Manager 2007 R2 から HP Operations Manager コネクタに新しいアラートを初めて転送しようとしたときに、scx ログに "無効なログイン" メッセージが記録されます。

このリリースでは、英語以外のアラートをサポートしていない

Operations Manager 2007 R2 Connectors によって転送されるアラートのいずれかのフィールド設定のテキストが英語でない場合、転送は失敗するか、またはデータが壊れる可能性があります。アラート テキストで英語以外のデータはサポートされていません。

対処方法: 英語でアラートを生成するコンポーネントにのみコネクタを使用します。

Tivoli Enterprise Console (TEC) アラートが、最大フィールド サイズを超えることがある

TEC アラートに 製品ナレッジまたはコンテキストを含める場合、[TEC Connector 構成] ダイアログ ボックスの [Operations Manager] タブで、[最大] フィールド サイズ設定を 1,000 などの小さい値にする必要があります。これらのフィールド サイズ設定が 1,000 バイトを超えている場合、次のいずれかのシナリオが生じる可能性があります。

シナリオ 1:

  1. アラートが TEC へ転送されます。

  2. TEC はアラートを受信します。

  3. アラートが大きすぎるため、TEC ルールを通過しません。

  4. 最終的に、アラートは最大再試行回数ステータスに達します。

シナリオ 2:

  1. アラートが TEC へ転送されます。

  2. アラートが大きすぎるため、アラートはドロップされ、TEC で作成されません。

  3. 最終的に、アラートは最大再試行回数ステータスに達します。

アラート サイズが転送の失敗原因かどうかを特定するには、以下を実行します。

  1. TEC サーバーで、Tivoli コマンド wtdumprl を使って、アラートが受信および処理されたかどうかを特定します。アラートが大きすぎる場合、TEC サーバーによってアラートがドロップされた可能性があります。

TEC でイベントが作成されたものの、アラートの TicketID プロパティが TEC イベント ID で更新されなかった場合、以下を実行します。

  • 次のようなエラーがないかどうか、tec_rule ファイルを調べます。Apr  8 17:41:11.326091 tec_rule[421948] ERR tec_msg.c:130: Packet size too small to contain message

tec_rule ファイルは、UNIX ベースのシステムでは /tmp ディレクトリに、Windows ベースのコンピュータでは /$DBDIR/tmp ディレクトリにあります。

製品ナレッジおよびコンテキストのフィールド サイズを変更するには
  1. [TEC Connector 構成] ダイアログ ボックスを開きます。

  2. [Operations Manager] タブを選択します。

  3. [最大フィールド サイズ] を 1,000 以下に設定します。

Windows 上の TEC 用に TEC ポートを 5529 に変更する

TEC Connector Service が正しいポート番号で構成されていない場合、サービスは、TEC と通信できず、エラーを生成します。

対処方法: Windows を実行している TEC サーバーにアラートを転送する場合、Connector Configuration UI の TEC サーバー ポートを、TEC がリスニングしている特定のポートに設定する必要があります。コネクタは、UNIX ベースのサーバーと一緒に動作するか、または UNIX Port Mapper を使って TEC のポートを特定する TEC サーバーと一緒に動作するように設定されます。Windows を実行している TEC サーバーは、既定で 5529 に設定される、ハードコードされたポートを使用します。TEC サーバー ポートを、TEC がリスニングしている特定のポートに設定して、Connector Service を再起動する必要があります。

"不明なエラー" によってコネクタ サービスが停止される

まれに、Operations Manager SDK が "不明なエラー" メッセージを生成することがあります。この場合、コネクタ サービスが停止します。コネクタ サービスのログで、コネクタ サービスが停止した原因に関する追加情報があるかどうかを確認できます。復旧するには、コネクタ サービスを再起動します。

インストールで、構成警告メッセージを生成されることがある

Operations Manager 2007 R2 Connectors のインストールは、製品がすでに構成済みであるという警告を発してエラーになることがあります。

対処方法:

Windows Server 2008 ベースのサーバーの場合、次のファイルを削除します。

  • C:\ProgramData\TECConfigInstall.xml\

  • C:\ProgramData\REMEDYConfigInstall.xml\

  • C:ProgramData\OVOConfigInstall.xml\ または C:ProgramData\UNVConfigInstall.xml\

Windows Server 2003 ベースのサーバーの場合、次のファイルを削除します。

  • C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\TECConfigInstal.xml\

  • C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\REMEDYConfigInstal.xml\

  • C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\OVOConfigInstal.xml\ または C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\UNVConfigInstal.xml

Windows Server 2008 へのインストールには、管理者アカウントが必要

ドメイン ユーザー アカウントを使って Operations Manager 2007 R2 Connectors のコンポーネントを Windows Server 2008 ベースのコンピュータにインストールすると、アカウントに適切な権限がある場合でも、インストールが失敗することがあります。

対処方法: 次の手順を使ってインストールを実行します。

管理者アカウントを使ってコネクタをインストールするには
  1. [スタート] メニューで、[コマンド プロンプト] を右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。

  2. [コマンド] ウィンドウで、インストール ファイルの場所に変更します。

  3. 適切な Connector セットアップ ファイルを使って、次のように msiexec /i コマンドを実行します。

    msiexec /i SciConnectorSetup_x86.msi

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ベスト プラクティス

Connector Service とプロバイダーを同じサーバーにインストールしない

コネクタ サービスと Interop Provider コンポーネントは別々のサーバーにインストールすることをお勧めします。

管理されていないサーバー上の Connector Service

Connector Service は、Operations Manager エージェントのあるサーバーにインストールする必要はありません。Connector Service が Operations Manager エージェントがインストールされていないサーバーにインストールされている場合、コンソールでコネクタに関するエラーおよびイベントは発生せず、管理パックはコネクタを検出しません。

高可用性および EMS 通信をセットアップする前に、証明書の検証を認証する

高可用性をセットアップして、コネクタ プロパティの [EMS 通信順序] ダイアログ ボックスでシステムを追加する前に、証明書の検証を認証する必要があります。

セカンド サーバーをセットアップする場合、プロバイダー システムで scicert ユーティリティを手動で実行して証明書を戻し、セカンド コネクタ サービス システムとプロバイダ システムの間に信頼関係を作ります。

scicert の使い方を表示するには、特定の構成で、コマンド ウィンドウを開いて「scicert」と入力し、Enter キーを押します。

英語のオペレーティング システムに Operations Manager 2007 R2 Connectors をインストールする

Operations Manager 2007 R2 Connectors は、必ず英語版のオペレーティング システムにインストールする必要があります。

コネクタ サービスのインストール後、システムを再起動する

SQL Server データベースがインストールされているのと同じサーバーにコネクタ サービスをインストールして、サーバーを再起動すると、SQL Server が起動する前にコネクタ サービスが起動しようとすることがあります。これにより、コネクタ サービスの起動が失敗します。その場合、SQL Server が実行されてから、コネクタ サービスを手動で再起動することができます。

このような状況を避けるために、Service Manager を使ってサービスに回復アクションを追加することができます。

重要

次の手順を実行するには、Account Operators グループ、Domain Administrators グループ、および Enterprise Administrators グループのメンバーである必要があります。または、適切な権限が委任されている必要があります。セキュリティ上のベスト プラクティスして、この手順の実行に Run as を使用することを考慮してください。

コネクタ サービスに回復アクションを追加するには
  1. [コントロール パネル] から、[管理ツール] を選択し、[サービス] を選択します。

  2. [サービス] ウィンドウの右側のウィンドウで、[<EMS> 用の OpsMgr Connector] 項目を右クリックし、[プロパティ] を選択します。

  3. その [プロパティ] ダイアログ ボックスで、[回復] タブを選択します。

  4. [最初のエラー] リスト、[次のエラー] リスト、および [その後のエラー] リストで、[サービスを再起動] を選択します。

  5. [サービスの再起動] フィールドで、「1」と入力し、[OK] をクリックします。

  6. [サービス] および [管理ツール] を閉じて、[コントロール パネル] を終了します。

<EMS> Provider 名に FQDN を使用しない

コネクタをインストールし、Interop Provider に Windows ベースのサーバーを指定する場合、Provider サーバーで生成される証明書は、サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) ではなくサーバーの名前に基づきます。コネクタ構成ウィザードの [<EMS> Provider] フィールドに FDQN を指定しないでください。 代わりに、Interop Provider がインストールされているサーバーの名前を使います。

Connector サービスのセットアップに正しいアカウントを使用する

コネクタ サービスをセットアップするときに使用するアカウントには、"サービスとしてログイン" 権限が必要です。

同じサーバーに複数のプロバイダーをインストールしない

Operations Manager 2007 R2 Connectors のこのリリースでは、同じサーバーへの複数のプロバイダーのインストールはサポートされていません。

英語以外の言語のデータを Remedy ARS に送信するには、その言語の Remedy User ツールをインストールする

英語以外のデータを Remedy に送信するには、英語以外の (ローカル) バージョンの Remedy User ツールをプロバイダー サーバーにインストールする必要があります。非 Unicode アプリケーションのロケールも、同じ言語のロケールに設定する必要があります。たとえば、日本語のデータを使用する場合、Windows に日本語の User ツールをインストールし、非 Unicode アプリケーションのロケールを日本語に設定する必要があります。

また、AR Server をインストールする場合、DATA 言語をローカル (英語以外) の言語に設定する必要があります。DATA 言語は、AR Server がインストールされている場合のみ設定できます。インストール後に変更することはできません。

Remedy で opsmgr アカウントを使用する

“opsmgr” アカウントは、コネクタ サービスでのみ使用できます。“opsmgr” アカウントを使ってチケットを更新した場合、更新は Operations Manager 2007 R2 に送り返されません。

インストール中に正しいポートを設定する

Connector と Provider のインストールによって、ポート 1433 および 1270 が開きます。ポート 1433 は、既定の SQL Server ポートです。ポート 1270 は、WS-Man ポートです。

Operations Manager 2007 R2 Connector for IBM Tivoli Enterprise Console を使って、Windows ベースの TEC サーバーに統合する

TEC Connector を使って Windows ベースの TEC Server にアラートを転送している場合、Connector Configuration UI の TEC サーバー ポートを、TEC がリスニングしている特定のポートに設定する必要があります。

コネクタは、UNIX Port Mapper を使って TEC ポートを特定する UNIX ベース、Linux ベース、および Windows ベースの TEC サーバーと一緒に動作するように設定されます。Windows 上の TEC は、ハードコードされたポートを使用します。既定で、これは 5529 に設定されます。TEC サーバー ポートを、TEC がリスニングしている特定のポートに設定して、Connector Service を再起動する必要があります。そうしないと、Connector Service が TEC と通信できず、エラーを生成します。

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Interop Core のシステム要件

次の表では、必要な UNIX ベースおよび Linux ベースのオペレーティング システムとパッケージの依存関係を示します。

IBM AIX 5L 5.3

必要なパッケージ説明最小バージョン

オペレーティング システムのバージョン

オペレーティング システムのバージョン

AIX 5.3、Technology Level 6、Service Pack 5

xlC.rte

XL C/C++ Runtime

9.0.0.2

openssl.base

OpenSSL ライブラリ; Secure Network Communications Protocol

0.9.8.4

HP-UX 11i v2 IA 64

必要なパッケージ説明最小バージョン

HPUXBaseOS

Base OS

B.11.23

HPUXBaseAux

HP-UX Base OS Auxiliary

B.11.23.0706

HPUXBaseAux.openssl

OpenSSL ライブラリ; Secure Network Communications Protocol

A.00.09.07l.003

PAM

Pluggable Authentication Modules (プラグ可能認証モジュール)

HP-UX では、PAM はコア オペレーティング システム コンポーネントです。その他の依存関係はありません。

HP-UX 11i v2 PA-RISC

必要なパッケージ説明最小バージョン

HPUX11i-OE

HP-UX Foundation Operating Environment

B.11.23.0706

OS-Core.MinimumRuntime.CORE-SHLIBS

互換性のある開発ツール ライブラリ

B.11.23

HPUXBaseAux

HP-UX Base OS Auxiliary

B.11.23.0706

HPUXBaseAux.openssl

OpenSSL ライブラリ; Secure Network Communications Protocol

A.00.09.071.003

PAM

Pluggable Authentication Modules (プラグ可能認証モジュール)

HP-UX で、PAM はコア オペレーティング システム コンポーネントです。その他の依存関係はありません。

HP-UX 11i v3 PA-RISC

必要なパッケージ説明最小バージョン

HPUX11i-OE

HP-UX Foundation Operating Environment

B.110.31

OS-Core.MinimumRuntime.CORE2-SHLIBS

特定の IA エミュレーター ライブラリ

B.110.31

openssl/Openssl.openssl

OpenSSL ライブラリ; Secure Network Communications Protocol

A.00.09.08d.002

PAM

Pluggable Authentication Modules (プラグ可能認証モジュール)

HP-UX で、PAM はコア オペレーティング システム コンポーネントです。その他の依存関係はありません。

HP-UX 11i v3 IA64

必要なパッケージ説明最小バージョン

HPUX11i-OE

HP-UX Foundation Operating Environment

B.110.310.0709

OS-Core.MinimumRuntime.CORE-SHLIBS

特定の IA 開発ライブラリ

B.110.31

SysMgmtMin

最小ソフトウェア開発ツール

B.110.310.0709

SysMgmtMin.openssl

OpenSSL ライブラリ; Secure Network Communications Protocol

A.00.09.08d.002

PAM

Pluggable Authentication Modules (プラグ可能認証モジュール)

HP-UX で、PAM はコア オペレーティング システム コンポーネントです。その他の依存関係はありません。

Red Hat Enterprise Linux Server release 5.1 (Tikanga)

必要なパッケージ説明最小バージョン

glibc

C 標準ライブラリ

2.5-12

Openssl

OpenSSL ライブラリ; Secure Network Communications Protocol

0.9.8b-8.3.el5

PAM

Pluggable Authentication Modules (プラグ可能認証モジュール)

0.99.6.2-3.14.el5

Solaris 10 SPARC

必要なパッケージ説明最小バージョン

必要な OS 修正プログラム

PAM メモリ リーク

117463-05

SUNWlibC

Sun Workshop Compilers Bundled libC (sparc)

5.10, REV=2004.12.22

SUNWlibms

Math & Microtasking Libraries (Usr) (sparc)

5.10, REV=2004.11.23

SUNWlibmsr

Math & Microtasking Libraries (Root) (sparc)

5.10, REV=2004.11.23

SUNWcslr

Core Solaris Libraries (Root) (sparc)

11.10.0, REV=2005.01.21.15.53

SUNWcsl

Core Solaris Libraries (Root) (sparc)

11.10.0, REV=2005.01.21.15.53

OpenSSL

SUNopenssl-librararies (Usr)

Sun は、Solaris 10 SPARC 向けの OpenSSL ライブラリを提供しています。それらは、オペレーティング システムにバンドルされています。

11.10.0, REV=2005.01.21.15.53

PAM

Pluggable Authentication Modules (プラグ可能認証モジュール)

SUNWcsr, Core Solaris, (Root) (sparc)

11.10.0, REV=2005.01.21.15.53

SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1 (i586)

必要なパッケージ説明最小バージョン

glibc-2.4-31.30

C 標準共有ライブラリ

2.4-31.30

OpenSSL

OpenSSL ライブラリ; Secure Network Communications Protocol

0.9.8a-18.15

PAM

Pluggable Authentication Modules (プラグ可能認証モジュール)

0.99.6.3-28.8

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